2010年03月01日

ショパンコンサート

F市で開催された「愛好家によるピアノイケイケコンサート〜ショパン生誕二百年を記念して〜」に参加させていただいた。
主催されたびんごロンドのUコさんが 数年前からあたためてこられた企画で この一年、それはそれは熱心に準備に力を注いでこられた。
その熱い思いが出演者の一人ひとりに伝わり 自身の演奏(それ以外の部分でも)に反映されて これが本当に愛好家(アマチュア)の演奏会?というようなレベルの高さで とても聴きごたえある演奏会だったと思う。純粋に聴衆としても楽しませていただいた。
このような場で出演者のひとりとして演奏する機会をいただけたことは とてもラッキーだったと思う。


毎回同じことを思うのだけど 出演者一人ひとりそれぞれにいろいろな事情がありながら 本番はちゃんと仕上げてくる。やはり人前で弾くこと前提で準備をされ いい演奏をしたいという思いが良い形となって表れるのだろう。
5時間もショパンを聴くのは正直しんどいかな?と思っていたけど 短く感じたほどだった。

今までtutti-clubでも演奏会を何度かしてきて そのたびみな素晴らしい演奏をされるのだが このショパンコンサートとの一番の違いは「演奏者の衣装」だったかも。
よくM先生にも 演奏発表の際にはその場に相応しい衣装を、とドレスアップを勧められるが これは慣れない者にはなかなかむずかしい。まず、肌を露出することに抵抗がある。若けりゃ誰か喜ぶ人もいるかも?だけど、このトシですから(笑)
今回はホールだし せいぜい頑張ってこれかな〜と 薄い水色のストレートなラインのおとなしめドレス(セミロング丈)を着る予定にしていたのだが びんごロンドの方々が次々本格的ドレスをご購入され 主催のUコさんも「できれば正装で」とおっしゃるし ここはひとつハジをかくか!と思いきってド派手なミディ丈ドレス(全然正装じゃないし)を購入。(3990円という破格値に惹かれて)
こうなったら後には引けない。中途半端はカッコ悪い、どうせやるならとことんやろうじゃないか、的に ドレスに合わせた真っ赤な大きな髪飾りと スパンコール飾り入りスカーフ(半分に切ってドレスに縫い付けてホルターネックに)、本番待ち時に手を冷やさないように サテン地の手袋も合わせて購入。これも各500円。安くて良いものを選ぶ目にはちょっと自信あります♪
しかし これには思わぬ効果があったようで 非日常的な装い(衣装というより仮装です)をすることで何か開き直ったような感覚になり リハーサルも本番もあまりあがることなく 意外と冷静に弾けた。
家族に気味悪がられながらも着てよかった(笑)。

今回弾いたワルツ1番は「トップバッターとして相応しい演奏を」を目標に準備をしてきた。
5時間にも及ぶ長いコンサートの幕開けに しかも題名にわざわざ「華麗なる」まで付けたグランドワルツを地味に弾くわけにもいかない。
出だしの4小節の序章は「これからショパンコンサートが始まりますよ」のファンファーレで 楽器のイメージとしてはトランペット。ここが決まれば乗っていけると思うものの、なかなか華やかさが出せない。
直前のレッスンでも「地味ねぇ〜」と言われ ペダルをアーティキュレーション通りに踏みかえず 踏みっぱなしにする方法もある、とご指導いただいた。なるほど、かなり印象が良くなることに気付いた。(本番ではコケましたが^^;)
今まで古典派の曲をやることが多く ペダルを使う箇所が多くないし 使い方もロマン派ほど複雑じゃないので ペダルの勉強はあまりしていない。ペダルひとつとってみてもさまざまな使い方があり ピアノを弾くって本当に大変だ〜〜と実感させられる。

それでも心優しいメンバーからは意外とよい評価をいただき ちょっと驚いた。 
トップバッターとしての責任の重さ(プレッシャー)は当然あったし こんな格好までして演奏コケたらハジの二乗だし(^^;みたいな思いも大きかったが 自分が目標にしていたことを認めてもらえると素直に嬉しくて 一気にモチベーションUP←単純

もうひとつの成果は 課題としている暗譜に挑戦できたこと。前回これで失敗しているだけに怖くもあったのだが どっちにしても楽譜を見ているヒマなどないしあってもなくても同じか〜〜と割り切り 本番3日前に楽譜を置かないことに決めた。かなり危ない橋を渡ったが 結果は運良く「吉」と出た。
ただ、偶然は続かないので これからもじっくり取り組んでいこうと思う。


本番で力を出し切ることは難しい。一生かかっても自分自身が大満足できる結果は出せないかもしれないが 全戦全敗だった数年前までに比べると 多少は結果が出せるようにはなってきた。
これには師事している先生の力が大きいことは言うまでもないし 仲間たちの存在も大きい。

私は人の縁に本当に恵まれている。
これからもこの良き仲間たちとともにピアノを楽しく頑張っていけたらと思う。
posted by まつやん at 15:43| Comment(21) | ピアノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。